【二重整形】切開法ってどんな手術?料金・痛み・リスクを徹底解説!

切開法

「埋没法で二重にしたけど外れてしまった」または「自分のまぶたは埋没法に適していないと言われた」という貴方。まぶたが分厚い人でも半永久的に取れない二重を維持することが期待できる「切開法」を検討されているのではないでしょうか。
しかし、メスでまぶたを切開する切開法は、怖くてなかなか踏み切れないという方も多いはずです。また、「全切開法と小切開法(部分切開法)の違いがわからない」という方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、切開法の仕組みや料金、埋没法との違いや、全切開法と小切開法(部分切開法)の違いなど、切開法の全てを徹底解説いたします。
ぜひ手術を検討する際のご参考にしてみてください。


1 切開法とは二重のラインをメスで切開する方法

切開法とは、希望する二重の幅に沿ってまぶたをメスで切開し、余分な脂肪を除去する等必要な処理を行って糸で縫合し、二重を作る手術です。
二重整形には切開法の他に「埋没法」があります。まずは埋没法と切開法の違いから詳しく解説していきましょう!

1-1 埋没法と切開法の違い

埋没法との違いを以下の表にまとめました。

埋没切開比較

このように、埋没法は手術の費用を比較的安く抑えることができますが、いずれ取れてしまう可能性がある手術であり、切開法は比較的費用が高額ではあるものの、半永久的な効果を得られる手術です。また切開法はメスを使って切開するため、傷跡が残ったり、埋没法に比べ腫れの期間が長引くという特徴があります。

1-2 切開法には全切開法と小切開法(部分切開法)がある

切開法は「全切開法」と「小切開法(部分切開法)」の2つに分けられます。その違いを以下の表にまとめました。

全切開小切開比較

全切開法と小切開法は、まぶたを切開する幅が違います。全切開の方が切開する幅が大きいため、小切開法に比べると傷の幅も大きくなり、手術後の腫れや内出血も長引きます。 

全切開法と小切開法のどちらで手術を行うのかは、ご自身のまぶたや希望するデザインから医師が判断します。
まぶたの皮膚がたるんでおり、切除する必要がある場合は全切開が適応となります。ただし、皮膚を切除すると元には戻せないため、修正手術が非常に困難になりますので注意が必要です。
また、まぶたの脂肪が多い場合も全切開で必要に応じて眼窩脂肪やROOF(まぶたの皮膚の浅い部分にある皮下脂肪)の切除を行います。
まぶたが厚い方や、幅の広い二重を希望する方が小切開法で二重のラインを作ると、ラインが食い込んで逆に目立ってしまうことがあるので、そういった方には全切開をおすすめします。
そこまでまぶたが厚くない場合や、まぶたの皮膚を切除する必要がない場合は小切開法が適応となります。小切開法は「埋没法でも留められる厚さのまぶただけれども、取れないようにしたい」という場合に適している方法です。

1-3 大きな腫れは1~2週間、完成までは約3か月~半年

切開法の場合、術後1~2週間程度は腫れや内出血が目立ちますが、徐々に引いていき、術後約3か月~半年程度経つと二重幅が安定していきます。

実際に当院で全切開法の手術を受けた患者様の経過写真を見てみましょう。

このように、術直後からまぶたが腫れて二重幅が広くなっており、内出血をしていることがわかります。約1週間後に抜糸を行うまでは腫れが強く、目を開けづらい状態になる方もいらっしゃいます。大きな腫れは術後1~2週間程度で引きますが、その後も腫れやむくみは現れたり治まったりを繰り返しながら徐々に落ち着いていきます。

手術直後に二重幅が希望する幅よりもかなり広くなるのは、まぶたが腫れているためであり、この腫れが落ち着いて最終的に二重が完成するまでに約3か月~半年程度かかります。手術直後に、「思ったより幅が広い!修正してほしい!」と思ってもまだ完成形とはいえないため、半年は様子を見た方が良いでしょう。 

人間の体は外傷(メスによる傷も含む)が加えられると炎症を起こす仕組みになっています。ただし、人によって腫れの程度は異なりますので、腫れやすい人・腫れにくい人はいます。
また、手術の際、麻酔の針や縫合の針等が皮下の血管にあたり、内出血を起こすことがあります。これは、経験を積んだドクターが細心の注意を払っても起こりうる可能性があり、どの程度内出血するかは人によって異なりますが、1~2週間ほどで消えることがほとんどです。
抜糸が済めばメイクをすることも可能ですので、腫れや内出血はある程度隠すことができます。


2 料金

イセアクリニックの全切開法・小切開法の料金をご紹介します。

 

イセアクリニックでは、

  • 表面麻酔

  • 局所麻酔

  • 痛み止めの処方薬

  • 万が一ご満足いただけなかった場合の再手術保証

    (切開法の手術を受けるのが初めての方に限り、術後3か月経過してから1か月以内は再手術を無料で行う保証)

が全て手術代の中に含まれていますので、後から追加で費用が発生することはございません。
※笑気麻酔のみ別途で3,300円(税込)いただいております。


 3 切開法のメリットとデメリット

切開法を受ける上で知っておきたいメリットとデメリットを解説していきます。

3-1 切開法のメリット

半永久的に二重を維持することが期待できる

埋没法の場合、目をこするなどの刺激を与えることで二重が取れてしまう可能性がありますが、切開法で作った二重は半永久的に維持することが期待できます。

全切開法は幅広の二重を作ることが可能

埋没法の場合、幅の広い二重にしようとすると糸が外れやすくなってしまいますが、全切開法であれば幅の広い二重を作ることも可能です。

3-2 切開法のデメリット

元に戻せない

切開法は半永久的に取れない二重が手に入る反面、元のまぶたには戻せないというデメリットがあります。埋没法の場合、糸で瞼板や眼瞼挙筋を固定するため、糸を外せば元に戻りますが(ただし、術後の経過年数によっては跡が残る場合があります)、切開法の場合は本人のもつ挙筋腱膜と皮膚を固定して癒着させるため、元に戻すことは非常に困難です。
二重幅を広げたり狭めたりする修正であれば、できる可能性はありますが、何度も切開をするとそれだけ皮膚に負担がかかり、きれいに仕上げるのは難しくなっていきます。

傷跡が残る

切開法の手術を行うと必ず傷跡が残ります。
こちらは、全切開法の手術を受けて3か月経過した患者様4名の写真です。

目を閉じると、二重のライン部分に線が入っているのがわかります。傷跡は徐々に二重のラインに同化して目立たなくなっていきますが、完全に消えることはありません。

ダウンタイムが長い

切開法の手術を受けると、術後しばらくはまぶたに縫合の糸がついたままの状態になります。術後約5日ほどで抜糸を行いますが、抜糸が終わるまではまぶたが大きく腫れ、内出血も伴います。抜糸が終わるまではメイクもできませんので、術後は1週間ほど休みを確保しておいたほうが良いでしょう。その後徐々に腫れが落ち着きますが、二重の幅が完成するまで約3~6か月程度かかります。約1か月で完成する埋没法に比べると、完成までかなりの時間を要しますので、根気強く待ちましょう。


4 手術の流れ

具体的に、手術ではどのようなことが行われるのでしょうか。まずは全切開法の手術の流れをご説明します。

手順

小切開法は、全切開法よりも切開幅が小さく、皮膚の切除やROOFの切除は行いませんが、基本的な流れは全切開法と同様です。


切開法の痛み

実際に切開法の手術を受ける場合、「痛み」に対して不安を感じる方も多いのではないでしょうか。この章では、切開法の手術に伴う痛みがどのようにして緩和されるのかについてご説明していきます。

5-1 麻酔

切開法の手術を受ける際は麻酔が使用されます。二重整形の場合、手術の途中で二重の幅の確認を行うことがあるため、当院では意識を失う静脈麻酔(点滴)は基本的には行いません。使用される麻酔は

  • 表面麻酔(クリーム、点眼)

  • 局所麻酔(注射)

  • 笑気麻酔(ガス)

の3つが考えられます。3つの麻酔について詳しくご説明していきます。

表面麻酔

局所麻酔の針の痛みを和らげるために行うものであり、まぶたに塗るクリームタイプのものと、目薬のような点眼タイプのものがあります。

 局所麻酔

まぶたに注射を打ち、手術中の痛みを感じないようにするために行います。埋没法と同様に、まぶたの裏と表両方に注射をします。局所麻酔の前に使用する表面麻酔はあくまで痛みを和らげる程度のものです。局所麻酔の注射は痛いと思っておいた方が良いでしょう。局所麻酔が効いている間は痛みを感じることはありませんのでご安心ください。

笑気麻酔

笑気麻酔は鼻からガスを吸い込み、酔っぱらった時のような状態になる麻酔です。酔っぱらっている時は腕をぶつけたり転んだりしてもあまり痛みが気にならなくなるように、笑気麻酔を吸い込んでいる間は緊張が和らぎ、痛みが気にならなくなります。「手術がこわい」「局所麻酔を打つのが怖い」という方に適しています。

手術の費用に麻酔代が含まれているクリニックもあれば、別途麻酔代が必要になるクリニックもあるので、事前に確認しておきましょう。

5-2 痛み止め

術後1~2時間すると麻酔の効果が切れ、まぶたに鈍痛がする場合があります。そういった時はクリニックに処方された痛み止めを飲みましょう。

麻酔代と同様、痛み止めの費用が手術代に含まれているクリニックとそうでないクリニックがありますので、事前に確認しておきましょう。


切開法のリスク

次に、切開法のリスクについてご説明していきます。

傷跡が目立つことがある

切開法の手術を受けると、必ず傷跡が残りますが、徐々に目立たなくなっていきます。しかし、体質や医師の技術などによっていつまでも傷が目立ってしまう場合があります。また、術後に目をこすったり、傷をいじるなどの刺激を加えると傷が目立ってしまう原因になるので注意しましょう。

目が閉じなくなることがある

まぶたの皮膚を切除しすぎたり、切開法の手術と同時に眼瞼下垂(まぶたが下がり、開きにくくなる症状)の手術を行った場合、目が完全に閉じなくなることがあります。半年ほど経っても閉じない場合は、再手術で修正が必要です。

目が開きにくくなることがある

元々目を開ける力が弱い人が幅の広い二重にすると、目が開きにくくなることがあります。その場合眼瞼下垂の手術が必要になります。

くぼみ目になることがある

眼窩脂肪を取りすぎると、まぶたがくぼんでしまうことがあります。さらに、まぶたは加齢とともにくぼんでいくため、年々くぼみ目が深刻になってしまう可能性もあるので、どの程度除去するかを医師がしっかりと見極める必要があります。


7 クリニック選びのポイント

クリニック選びのポイントとして、以下のようなことが挙げられます。

ドクターの経歴、症例数

顔の印象を左右する二重整形はドクターの経験がとても重要です。きちんと経験を積んでいるドクターなのか、ホームページなどで経歴や症例実績を確認しましょう。

アフターケア、保証

術後不安なことがあったらすぐに相談できる環境なのか、再手術ができるのかなど、保証制度等をよく確認しましょう。

ドクターやクリニックの雰囲気

整形手術を受ける前には、かならず医師とのカウンセリングがあります。このカウンセリングでドクターやクリニックの雰囲気を見ることができます。自分に合った方法、費用、ダウンタイム、保証、リスクなどをしっかり説明してくれるドクターなのかしっかり確認しましょう。

1つのクリニックに行っただけでは、そのクリニックが本当に自分に合っているのか見極めることが難しいため、カウンセリングは必ず複数のクリニックで受けましょう。カウンセリングを受ける前に、自分がどんな目になりたいのか、一番重要視しているところはどこかなど、質問したい内容をまとめておくと良いでしょう。

切開法は大切な目の印象を左右する手術です。決して価格だけでは判断せず、ご自身が納得できるまでドクターを探しましょう。

 


8 まとめ

いかがでしたか?糸が取れてしまう可能性のある埋没法とは違い、半永久的に二重が持続することが期待できるのが切開法です。切開法には切開幅によって「全切開」と「小切開」に分けられ、どちらが適しているかは医師の判断によります。

術後は必ず腫れ、傷跡が残りますが、埋没法では難しい幅の広い二重にすることも可能であり、半永久的に取れないことが切開法の魅力です。ご自身が安心して手術を受けられるドクターに出会えるまで、必ず複数のクリニックでカウンセリングを受けましょう。

 

目元の整形のカウンセリングは無料です。

目元の整形は、ドクターの経験・技術だけでなく、ドクターとのコミュニケーションが重要です。

イセアでは、ドクターが患者様のイメージを正確に汲み取り、患者様が術後の仕上がりをイメージしやすいようなカウンセリングを心掛けています。あなたの目のお悩み、なりたい目のイメージをお聞かせください。

カウンセリングは無料ですので、まずはお気軽にご予約ください。

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