最近疲れていませんか? 寝不足?ストレス?運動不足?青クマでお悩みの方は、そんな生活習慣の乱れ、思いあたる人もいるのではないでしょうか。青クマとは血行不良からくる目の下のクマのことです。目の下が青っぽくくすんで見えてしまい、とても不健康な印象を与えてしまいます。
青クマはセルフケアで改善が期待でき、コンシーラーをうまく使えば綺麗に隠すことができます。もちろん専門機関の治療でも改善を目的としたメニューが用意されており、生活を見直したり工夫をすることで健康的な印象を取り戻すことができるのです。
今回は『青クマ』について、隠し方からセルフケア、専門機関での治療までを徹底解説します。お悩みを持っている方は、是非参考にしていただき自分のクマとうまく向き合ってくださいね。
目次
1 青クマの症状と原因
『青クマ』とは、血行不良により血液が滞り、皮膚から透けて見えてしまっている症状のことです。目の下の皮膚は、顔の皮膚の中でも特に薄く、0.5㎜~0.6㎜ほどしかありません。人によって、皮膚の薄さは多少異なりますが、背中の皮膚の厚みの4分の1ほどの薄さになるので、血行不良を起こしてると、目の下は青クマとして目立ってしまうのです。
症状の見分け方については以下に記しますので、まずは自分が『青クマ』なのかをチェックしてみて下さい。
✓ファンデーションやコンシーラーでクマが隠れる
✓目の周りの肌を引っ張ると薄くなる
✓青っぽい色
✓クマ部分に刺激を与えると色が変わる
該当しない場合は『茶クマ』『黒クマ』の可能性があります。それぞれのクマに対してのチェック項目や解消法についてはこちらをご覧頂き、確認してみて下さい。
コンシーラー卒業!「目の下のクマの治し方」セルフケアを徹底解説!≫
1-1 血行不良の解消は生活習慣の見直しが大切
青クマの原因の血行不良は、効果的な方法でセルフケアを行ったり、専門機関で治療することにより改善することが期待できます。しかし、血行不良の原因の多くは、生活習慣の乱れによるものが関与していることがあります。そのため青クマを改善するにあたって、大切なことは生活習慣を改善することです。生活習慣が乱れたままだと、セルフケア等の解消方法を行っても効果が実感できなかったり、再発してしまう可能性が高くなります。
以下は、血行不良の原因として挙げられる生活習慣の乱れと改善すべき内容になります。
・十分な睡眠がとれていない
➡十分な睡眠時間と、良質な睡眠をとれるよう生活リズムを見直してましょう。
・ストレスを感じている
➡ストレスの原因や解消法は人によって変わります。なるべくストレスをためないように解消方法を見つけて下さい。
・PCやスマホ等を見ている時間が長く眼精疲労を感じる
➡PCを日常で使用する方は、ブルーライトカットの眼鏡を使用したり、できるだけスマホの画面を見る時間を減らすよう心がけましょう。
・喫煙をしている
➡タバコに含まれているニコチンは毛細血管の収縮が起こる作用があります。
・運動不足
➡日常的に運動を心がけると、筋肉を使うことで血行が良くなります。血行がよくなると血液の流れが良くなり改善します。
・薄着、シャワーのみで入浴せず、身体が冷えている
➡身体が冷えは、体内の脂肪を分解する役割を補う酵素の働きを低下させます。体内で脂肪が分解できずに固まってしまうと、血中の脂分が固まり血液のながれを妨げてしまいます。身体を温めるように心がけましょう。
2 青クマを上手に隠す方法
青クマは、血行不良が皮膚から透けて見えてしまっている状況なので、コンシーラー(*1)を使用して皮膚の透けを隠せば、綺麗に隠すことができます。そこで重要になるのが、コンシーラーの選び方や使い方です。まずはコンシーラーでクマを隠して顔色を明るく健康的に見せましょう。
(*1 コンシーラーとは、部分用ファンデーションのこと。シミやくすみを部分的に隠し、肌の色を整えてカバーする化粧品です。)
2-1 青クマを隠すコンシーラー選びのポイント
青クマを隠すためのコンシーラー選びのポイントは以下になります。
イエロー系、青みが強い場合はオレンジ系のカラーを選ぶ
コンシーラーを選ぶポイントは、隠したい部位の反対色を選ぶことです。青っぽい色味の青クマにはオレンジ系のコンシーラーで隠すことができます。
リキッドやクリームタイプ等、柔らかいテクスチャーのものを選ぶ
目の下のクマ隠す場合のコンシーラー選びに共通して言えることですが、目の下の皮膚は薄く皺が入りやすいため、柔らかく肌に馴染みやすいテクスチャーのものを選びましょう。
肌と同じ色、もしくはワントーン暗い色
コンシーラー選びで共通して言えることですが、明るい色を選んでしまうと全体のトーンから浮いてしまい、逆に目立ってしまいます。白く浮いて見えると、不気味な印象になり逆効果になってしまうので気を付けて下さい。
肌の色のトーンや症状の色味で、選ぶ色が変わってきますが基本的な内容が上記で記したポイントになりますので、参考にしてみて下さいね。
2-2 青クマを隠すコンシーラーの使い方
この章では、実際にコンシーラーを使った青クマを上手に隠す綺麗なメイク方法をご紹介します。特に、クマの種類でコンシーラーの使い方が変わるわけではありませんが、目元の皮膚は、皺がよりやすく崩れやすい箇所になります。コンシーラーを使って丁寧に隠していきましょう。
以下がコンシーラーの手順になります。
①コンシーラーを少しずつ青クマの上に乗せる
②指を使ってポンポンとぼかしていく
③フェイスパウダーをふわっと乗せて馴染ませる
完成
ポイントは自然に馴染むように少量ずつ使用し、指で馴染ませる際は目の皺や凹凸に丁寧に埋め込んでいくことです。指で馴染ませても綺麗に見えないようであればスポンジを使って叩き込むと、より自然に仕上がるでしょう。
ファンデーションの種類との組み合わせについて
コンシーラーを乗せるタイミングはファンデーションの種類によって異なります。
リキッドファンデーションの場合
ファンデーションを塗った後にのせていきます。リキッドファンデーションは肌と密着させることが、綺麗に仕上げるポイントになります。
パウダーファンデーションの場合
ベース下地を塗った後にコンシーラーを乗せ、ファンデーションを上からのせましょう。ファンデーションの上から塗ってしまうと、崩れの原因となります。
3 青クマを解消する効果的な4つのセルフケア方法
青クマは、3種類のクマの中でも一番セルフケアで改善しやすいといえます。それは、1章でもお伝えした通り原因である血行不良は、生活習慣の乱れを見直すことで改善できるからです。
生活習慣の見直しに加えて、効果的な方法でアプローチして改善していきましょう。
以下が青クマに効果的と言われているセルフケア方法4つ記します。
①マッサージをする
②ホットパックを行う
③ビタミンE、化粧品やアイクリームを使用する
④ビタミンE、葉酸、鉄分の含まれる食材やサプリを摂取する
詳しいセルフケアの方法に関しては、こちらの記事で詳しく記載しておりますのでご覧になってください。
コンシーラー卒業!「目の下のクマの治し方」セルフケアを徹底解説!≫
4 青クマを専門機関で治療する方法
専門機関に相談してみましょう。基本的には、セルフケアと同様、血流の流れを良くする方法を用いて治療します。
それぞれ価格や期間、方法が異なりますので自分にあった方法を見つけてみて下さい。
4-1 美容クリニックでの治療
【青クマ撃退プラン】
施術時間 | 通院回数 | 費用(税込) | 痛み |
30分 | 5回 | ¥165,000 トライアル ¥22,000 |
なし |
(上記の治療方法は、当院で行う治療方法をご紹介しております。クリニックによって治療方法やプランもことなりますので、参考までのご覧ください)
基本的に医療機関で治療する場合、美容皮膚科での診断になります。当イセアクリニックでは、原因となる目の下の血行不良に直接働きかける『YAGレーザー』をいうレーザーを照射し、ホームケアを同時に行います。個人差はありますが、5回照射で改善見られるので5回プランをご用意しています。
医療機関での詳しい治療方法に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。ご覧になってください。
目の下のクマは皮膚科で治る?4種類の目の下のクマに合った治療方法≫
4-2エステサロンでの治療
施術時間 | 通院回数 | 費用 | 痛み |
45分~ | 1回~10回 | 約¥5000~¥205,000 | なし |
エステサロンの施術は、目の下のクマ専門で行っているところは少なく、顔周りや肩周りの血行を良くする方法が一般的に多いです。
症状の治療というより、オイルマッサージやかっさ(中国の歴史的な民間療法からくる施術方法)などといった施術を行い顔全体のリラクゼーションも含めた内容になります。行う施術は、価格も内容もそれぞれのエステサロンによって変わりますので、自分の希望に合う内容を見つけてみて下さい。
4-3鍼灸院の治療
施術時間 | 通院期間 | 費用 | 痛み |
10分~ | 1回~ | 約¥4,000~¥14,000 | なし |
東洋医学を用いた方法で、血行を良くするために効果的なツボを、鍼や灸を用いて刺激します。鍼灸院での治療もエステサロン同様、目の下のクマに特化した内容の施術メニューを用意しておらず、顔全体や、肩等の全体の血行を良くするような施術方法が用いられます。
5 まとめ
今回は、『青クマ』について解説しました。青クマの特徴としては、血行不良からくる症状で、解消するのは血行不良の原因となる生活習慣の見直しが重要です。青クマは、コンシーラーをうまく使えば綺麗に隠すことができるので、改善できるまで綺麗にメイクで隠して、健康的な印象を作ることも可能ではないでしょうか。さらに、解消するにはセルフケアや専門機関でのアプローチで改善することが期待できます。
目の下のクマは顔全体の印象が暗く、不健康にみえてしまいますよね。
是非、自分に合った方法でお悩みを解消して明るい目元を手に入れて下さい。
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